アルケミラモリス
8月の花
エキゾチックな形の花が多い夏。アンセリュームやクルクマなど見た目が個性的な花々を楽しむことができます。ヒマワリは旬を迎え、たくさんの種類が揃います。その他にも周年出回るお花はたくさんありますので、「1 年を通じて入手可能なお花のページ」をご覧ください。
厳しい暑さや日差しの中で、生花を飾るのは難しい場合もあります。そんな場所には、日当たりを好む観葉植物やドライ素材のオブジェを飾ってはいかがでしょうか?
8月後半はケイトウ、オミナエシ、ワレモコウ、フジバカマ、カクトラノオなど、秋の草花の出回りも始まります。
暑さに強い花選び
気温が上がり、湿度も高くなると、切花のもちは急速に悪くなります。そんな季節にお勧めしたい花はトルコキキョウ・ユリ・アンセリューム・ランなどの夏の花です。人気がある花のため通年出回りますが、旬のこの季節は花付きも良く美しい物が出回ります。ショップディスプレイには「ドウダンツツジ(枝もの)」が人気です。1ヶ月近く長持ちし、水も他の植物に比べるとあまり汚れません。胡蝶蘭の鉢物もお勧めしたい植物の一つです。インテリアにあった器に植え付けると洗練された雰囲気に仕上がります。
アスター:★
周年出回りますが、多く出回るのは夏です。ギリシャ語の「星」が名前の由来で、たくさんの色と咲き方があります。花つきも良く丈夫なお花です。
アフリカンマリーゴールド:★
明るくビビットな色が魅力的です。まん丸な形も可愛らしく丈夫なお花です。5月ごろから出回りますが、7〜10月が旬のお花です。
ピンクッション:★
南アフリカ原産のネイティブフラワー(南半球に自生する花々)の一つです。7cmほど長く伸びた針の様な雄しべが球体状に付き、針山のシルエットが珍しくインパクトがあるお花です。
力強い印象の通り、暑さにも負けず、花持ちは非常に良いお花です。ドライフラワーとしても楽しめます。
バンクシャー:★
オーストラリア原産のネイティブフラワー(南半球に自生する花々)の一つです。見る者を釘付けにするユニークなシルエットは、色や大きなど様々な種類があり、とてもインパクトのあるお花です。花持ちは非常によく、ドライフラワーとしても楽しめます。
ビバーナムコンパクタ:★
直径1cmほどの実をつける実物です。緑から赤へと徐々に色が変わり、市場に出回ります。実物が出回ると秋の気配を感じることが出来、季節感を演出するのにもオススメです。2月~5月に出回る”ビバーナムスノーボール”と同じ仲間で、
メタリックな質感の青紫の実物は”ビバーナムティヌス”と呼ばれ、また一味違う雰囲気のおしゃれな実物です。
ドライ・アナベル:★
アメリカアジサイを園芸用に品種改良した”アナベル”を、生花ではなく半ドライフラワーにしたものです。
花に見える部分は萼(ガク)と呼ばれ、ガクが散らずに残りドライフラワーに適しているため、この時期に流通します。
サイズは直径20cm程の物から40cmの大輪の物まであり、ボリュームがあります。
ケイトウ:★
毛糸やニットのような花の質感は温かみがあり、枝ものや実物と合わせると、秋らしい雰囲気を演出する事ができます。深みのある秋色のイメージが強いケイトウですが、最近は、ミルキーグリーンや、淡いイエロー、ピンクなど、他のお花とあわせやすい品種が増えて、アレンジの幅が広がりました。秋が旬のお花ですが、7月から11月くらいまで市場に出回っています。大変花持ちがよいお花でドライフラワーにもなります。お花の形状は、羽毛のようであったり、鶏のトサカのようであったりと様々です。
ブバルディア:★
4つの花弁を持つ、清楚で可愛らしい小花です。ふっくらとしたスクエア型のフォルムの蕾も特徴的でアレンジメントのアクセントになります。デリケートな花なので、低温に弱く、水が上がりにくいお花です。きちんと吸水が出来るようこまめに切り口を新しくし、エアコンの直風が当たらない場所に飾るなど丁寧な管理が必要です。4-9月に多く出回ります。
リンドウ:★
リンドウは古くから親しまれている日本原産の植物です。秋を代表するお花ですが、8月後半から出回り始めます。お盆やお彼岸に供えられるイメージが強いのですが、品種改良が進み様々な色や品種が出回っています。切花には少ない「ブルー」を代表する花の一つで、縦長の茎に沿って葉と花が付き、そのままの長さを活かしたり、切り分けしてアレンジメントに入れるのもおすすめです。花持ちはとても良く2週間ほどもちます。
オリエンタルリリー:★★★
大輪で香りが良い品種が多いオリエンタルリリーは、優雅でエレガントな雰囲気の花姿も美しく、ボリュームもあるため、大きなフラワーデコレーションに人気がある花です。つぼみの状態で仕入れをし、5日ほどかけて1-2輪咲かせます。その後先端のつぼみまで時間をかけて必ず咲くお花です。周年出回りますが、初夏〜夏が旬です。
オキシペタルム:★
ブルーのオキシペタルムは「ブルースター」という名前でも販売されています。欧米では、この花びらの青を、ベビーブルーと呼びます。男の子のラッキーカラーであることから、出産祝いにブルースターの花束が贈られるそうです。また、花嫁が何か青いものを身につけると幸せになれる「サムシングブルー」というおまじないの習慣から、ウェディングブーケにも人気の花です。夏が旬のお花ですが、ほぼ、通年出荷されています。ブルーの他に、ホワイト、ピンクがあります。5枚の花弁の小ぶりな花が数輪ついている。茎と葉は白く短い毛に覆われており、フェルト生地のような質感です。周年で回りますが、本来は5月から10月の暖かい季節に咲くお花です。
サンダーソニア:★
6〜8月が旬のお花ですが、周年入手することが可能です。オレンジ色のちょうちん型の花が数輪がついている個性的な花姿で、一輪挿しにしても存在感があります。とても花持ちの良いお花です。生け花やアレンジメントなどでよく利用されています。
ヒマワリ:★
真夏をイメージさせるお花です。黄色の他に、茶系のヒマワリ、複色のひまわりなどたくさんの種類があります。インパクトがある花なので、脇役よりも主役に向いています。あえて他のお花とあわせずに、数種類のヒマワリだけを束ねたデザインも素敵です。5 〜8月下旬頃まで出回りますが、7〜8月が旬のお花です。
クルクマ:★
夏を中心に流通する花で、エキゾチックな花姿はとても個性的です。透明感のあるホワイト、グリーン、ピンク、パールのような淡いピンクなどの花色があります。茎もまっすぐで美しく、他には無い花姿はチャーミングなので、シンプルにガラスの花瓶に生けるだけで素敵なインテリアになります。
シンビジウム:★
ボリューム感と高級感を兼ね備えたランの一種です。スタイリッシュで都会的なデザインにおすすめしたいお花です。花持ちが良く、周年出回っています。しっかりとした花茎に肉厚な花弁の花が特徴的です。
バンダ:★
網目模様が入った花びらが特徴的なランの一種で、シンガポールの国花です。花保ちも大変良く、蘭の花としては珍しいブルー、パープル、マゼンダピンクなどのカラーも魅力のひとつです。高級感があり華やかな雰囲気を演出したい時におすすめしたいお花です。1本に10cm程の花が4−5輪ついています。周年出回りますが、冬は寒さで傷んでしまう場合がありますので、花の管理には注意が必要です。
グラジオラス:★
花丈があり、華やかな雰囲気から安定して人気があるお花の一つです。透明感のある花びらが美しく、花色も豊富で、丈夫な花です。一方向の縦に並ぶつぼみは、下から上に向かって徐々に花開きます。周年出回りがありますが、夏から秋にかけてが旬のお花です。
トルコキキョウ:★
一重咲きのものから、大輪のバラのように咲く八重咲きまで、咲き方や花のサイズ、色のバリエーションが豊富で丈夫なお花です。夏が旬の花ですが周年出回ります。大変花もちが良くどんなシーンにもおすすめできます。1本に3輪程度の花をつけ、つぼみもだんだんと咲いていきます。特に八重咲きのトルコキキョウは1本あたりの値段が800-1000円程度と高価ですが、ボリューム感と花もちの長さを考慮すると納得して頂けるはずです。フラワーギフトはもちろん、ウェディングデコレーションでも人気の花です。
ジニア:★
夏を代表する花の一つで、そのポップな可愛さはジニアにしかない魅力があります。別名を百日草と呼び、花色が豊富で八重咲きがほとんどです。同じ品種でも一輪一輪の花色が微妙に違うのが特徴的です。花径が5cmの小輪ものから10cmを超える大輪のものもあります。
ストレチア:★
トロピカルなイメージを演出するお花です。真夏でも長持ちする丈夫な花です。周年出回ります。
コチョウラン:★
数輪でもインパクトがあり、誰もが高級感を感じる花です。アレンジメントやブーケにたくさん使用するとゴージャスでグラマラスな雰囲気になります。周年出回り、とても花もちが良い花です。
モカラ:★
花色が多く、非常に鮮やかな発色の花です。南国らしい、エキゾチックな美しさがあります。花もちも良く、一年を通して、比較的手ごろな価格で出回っています。直立した茎に4~6cmの多数の花がついています。冬は寒さで傷んでしまう場合がありますので、花の管理には注意が必要です。