胡蝶蘭の鉢植え
アスター:★
周年出回りますが、多く出回るのは夏です。ギリシャ語の「星」が名前の由来で、たくさんの色と咲き方があります。花つきも良く丈夫なお花です。
アフリカンマリーゴールド:★
明るくビビットな色が魅力的です。まん丸な形も可愛らしく丈夫なお花です。5月ごろから出回りますが、7〜10月が旬のお花です。
ルリタマアザミ:★
銀白色の茎と球体状に咲く紫の小花がとても美しく、涼しげなお花です。
全体的にシルバーの色みを帯びているため、どこかメタリックな不思議な印象を持ち、また幾何学的な形がハードな雰囲気も醸し出します。花持ちは大変良く、ドライフラワーとしても人気の植物です。6-7月に出回ります。
ピンクッション:★
南アフリカ原産のネイティブフラワー(南半球に自生する花々)の一つです。7cmほど長く伸びた針の様な雄しべが球体状に付き、針山のシルエットが珍しくインパクトがあるお花です。
力強い印象の通り、暑さにも負けず、花持ちは非常に良いお花です。ドライフラワーとしても楽しめます。
バンクシャー:★
オーストラリア原産のネイティブフラワー(南半球に自生する花々)の一つです。見る者を釘付けにするユニークなシルエットは、色や大きなど様々な種類があり、とてもインパクトのあるお花です。花持ちは非常によく、ドライフラワーとしても楽しめます。
デンファレ:★
デンファレ(蘭の一種)は、しなやかなカーブを描く茎にたっぷりと花をつけた美しい花です。先端に向けて開花していき、とても長持ちします。周年花市場で出回っています。国産のデンファレはエレガントで高級感があり、ウェデイングブーケにおすすめしたい花の一つです。
ブバルディア:★
4つの花弁を持つ、清楚で可愛らしい小花です。ふっくらとしたスクエア型のフォルムの蕾も特徴的でアレンジメントのアクセントになります。デリケートな花なので、低温に弱く、水が上がりにくいお花です。きちんと吸水が出来るようこまめに切り口を新しくし、エアコンの直風が当たらない場所に飾るなど丁寧な管理が必要です。4-9月に多く出回ります。
ベロニカ:★
10-20cmほどの花穂が特徴で、そよ風に揺れる様なシルエットが綺麗な草花系のお花です。野の草を束ねたような雰囲気を演出したいときにお勧めしたいお花です。
オキシペタルム:★
ブルーのオキシペタルムは「ブルースター」という名前でも販売されています。欧米では、この花びらの青を、ベビーブルーと呼びます。男の子のラッキーカラーであることから、出産祝いにブルースターの花束が贈られるそうです。また、花嫁が何か青いものを身につけると幸せになれる「サムシングブルー」というおまじないの習慣から、ウェディングブーケにも人気の花です。夏が旬のお花ですが、ほぼ、通年出荷されています。ブルーの他に、ホワイト、ピンクがあります。5枚の花弁の小ぶりな花が数輪ついている。茎と葉は白く短い毛に覆われており、フェルト生地のような質感です。周年で回りますが、本来は5月から10月の暖かい季節に咲くお花です。
オリエンタルリリー:★★★
大輪で香りが良い品種が多いオリエンタルリリーは、優雅でエレガントな雰囲気の花姿も美しく、ボリュームもあるため、大きなフラワーデコレーションに人気がある花です。つぼみの状態で仕入れをし、5日ほどかけて1-2輪咲かせます。その後先端のつぼみまで時間をかけて必ず咲くお花です。周年出回りますが、初夏〜夏が旬です。
サンダーソニア:★
6〜8月が旬のお花ですが、周年入手することが可能です。オレンジ色のちょうちん型の花が数輪がついている個性的な花姿で、一輪挿しにしても存在感があります。とても花持ちの良いお花です。生け花やアレンジメントなどでよく利用されています。
クルクマ:★
夏を中心に流通する花で、エキゾチックな花姿はとても個性的です。透明感のあるホワイト、グリーン、ピンク、パールのような淡いピンクなどの花色があります。茎もまっすぐで美しく、他には無い花姿はチャーミングなので、シンプルにガラスの花瓶に生けるだけで素敵なインテリアになります。
シンビジウム:★
ボリューム感と高級感を兼ね備えたランの一種です。スタイリッシュで都会的なデザインにおすすめしたいお花です。花持ちが良く、周年出回っています。しっかりとした花茎に肉厚な花弁の花が特徴的です。
バンダ:★
網目模様が入った花びらが特徴的なランの一種で、シンガポールの国花です。花保ちも大変良く、蘭の花としては珍しいブルー、パープル、マゼンダピンクなどのカラーも魅力のひとつです。高級感があり華やかな雰囲気を演出したい時におすすめしたいお花です。1本に10cm程の花が4−5輪ついています。周年出回りますが、冬は寒さで傷んでしまう場合がありますので、花の管理には注意が必要です。
トルコキキョウ:★
一重咲きのものから、大輪のバラのように咲く八重咲きまで、咲き方や花のサイズ、色のバリエーションが豊富で丈夫なお花です。夏が旬の花ですが周年出回ります。大変花もちが良くどんなシーンにもおすすめできます。1本に3輪程度の花をつけ、つぼみもだんだんと咲いていきます。特に八重咲きのトルコキキョウは1本あたりの値段が800-1000円程度と高価ですが、ボリューム感と花もちの長さを考慮すると納得して頂けるはずです。フラワーギフトはもちろん、ウェディングデコレーションでも人気の花です。
グラジオラス:★
花丈があり、華やかな雰囲気から安定して人気があるお花の一つです。透明感のある花びらが美しく、花色も豊富で、丈夫な花です。一方向の縦に並ぶつぼみは、下から上に向かって徐々に花開きます。周年出回りがありますが、夏から秋にかけてが旬のお花です。
ジニア:★
夏を代表する花の一つで、そのポップな可愛さはジニアにしかない魅力があります。別名を百日草と呼び、花色が豊富で八重咲きがほとんどです。同じ品種でも一輪一輪の花色が微妙に違うのが特徴的です。花径が5cmの小輪ものから10cmを超える大輪のものもあります。
ヒマワリ:★
真夏をイメージさせるお花です。黄色の他に、茶系のヒマワリ、複色のひまわりなどたくさんの種類があります。インパクトがある花なので、脇役よりも主役に向いています。あえて他のお花とあわせずに、数種類のヒマワリだけを束ねたデザインも素敵です。5 〜8月下旬頃まで出回りますが、7〜8月が旬のお花です。
ストレチア:★
トロピカルなイメージを演出するお花です。真夏でも長持ちする丈夫な花です。周年出回ります。
モカラ:★
花色が多く、非常に鮮やかな発色の花です。南国らしい、エキゾチックな美しさがあります。3種類のランを掛け合わせて作った人工種で、花もちも良く、1本あたりの値段は手頃です。ほとんどが輸入になりますが、一年を通して出回っています。直立した茎に4~6cmの多数の花がついています。冬は寒さで傷んでしまう場合がありますので、花の管理には注意が必要です。
コチョウラン:★
数輪でもインパクトがあり、誰もが高級感を感じる花です。アレンジメントやブーケにたくさん使用するとゴージャスでグラマラスな雰囲気になります。周年出回り、とても花もちが良い花です。
7月の花
梅雨が明けると、夏らしい鮮やかな色合いの花々に魅力を感じるようになります。明るいグリーンにビビッドカラーの花々をあわせたディスプレイが夏の気分にぴったりです。
ヒマワリ・ラン・アンセリュームなど夏の定番の花々の他に、オーストラリア・ニュージーランド・南アフリカなど南半球に自生する花々(ネイティブフラワー)も人気です。
7月7日(七夕)
「七夕」は夏を代表する装飾の一つです。
笹の切枝や鉢物、造花の笹などに短冊を飾り付け6月中旬から7月7日迄ディスプレイをします。
梅雨時に、見る人の気持ちを明るくする日本ならではのシーズンディスプレイとして人気があります。
<七夕の由来>
江戸時代から習い事の上達を願い、願い事を書いた短冊を、天に向かって真っすぐ伸びる竹に飾り付ける風習がありました。また、裁縫を司る織姫にあやかって、裁縫が上達するよう星に祈る風習などがまじりあい、現在の七夕行事が生まれました。
<竹と笹の違い>
竹:筍の皮がはがれている、節目から伸びる枝が2本、葉脈が格子状、比較的長い
笹:筍の皮が付いた状態のまま、節目から伸びる枝が5本、葉脈が平行、比較的短い
暑さに強い花選び
気温が上がり、湿度も高くなると、切花のもちは急速に悪くなります。そんな季節にお勧めしたい花はトルコキキョウ・ユリ・アンセリューム・ランなどの夏の花です。人気がある花のため通年出回りますが、旬のこの季節は花付きも良く美しい物が出回ります。ショップディスプレイには「ドウダンツツジ(枝もの)」が人気です。1ヶ月近く長持ちし、水も他の植物に比べるとあまり汚れません。胡蝶蘭の鉢物もお勧めしたい植物の一つです。インテリアにあった器に植え付けると洗練された雰囲気に仕上がります。