吸水性スポンジ/フローラルフォームについて

最終更新: 8月30日



花を挿す土台になる

吸水性スポンジ/フローラルフォームの扱いについて

「iconicflowerではこうしましょう」

というお話をします

花の仕事には全国共通の教科書がないため、

フローリストが働いてきた職場によって

若干方法が異なりますので

例えば、新卒でiconicflowerに入社た後輩に

どんなふうに教えてほしいかというような

イメージでお話します

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フローラルフォームを花器にセットすることによって

デザイナーは花を自由な角度に固定することができます

植物はフォームから水を吸う事になりますので

フォームの扱いを間違えると花が長くもちません

花屋の常識ではありますが、

今一度確認をしましょう。

1.吸水方法

植物の花もちのために、

含ませる水が清潔なことが大切です

清潔なバケツに水りたっぷりの水に浮かべ、

自然に水を含むのを待ちます


上から水をかけてしまうと

フォームの中に空気が残ってしまいます

48個入りの「oasis」は上代1万円ほどしますので

1個当たり上代200円上代(仕入れ値は120円ほど)

安くはないですから

なるべく、無駄がないように使います


その日に使用する分の

フォームを水につけましょう


のちのち、フォームを面取りして

余った部分の水を絞る手間を省くために

必要な形にカットしてから

水につけても良いです

2.花器へのセット方法


フォームのセル構造は水を含んでいます。

セル構造が壊れてしまうため

セットの際に指で押しつぶしてはいけません

器にセットする場合は

器の底から器の口まで、

1つのフォームを使用しましょう

植物が水を吸い上げていくと、

花器の水は下の方にしかなくなってしまいます

いくつかのフォームを層のように

重ねてセットしてしまうと

層の一番上のフォームに、

器の底にたまった水が届きません

フォームは

運搬に耐えるように花器にぎゅっと

詰める必要があります


フォームと花器の間に

隙間があることでフォームが動いてしまう場合は、

くさび型(ドアストッパーのような形)の

フォームを端にいれることで

うまく固定できます

この時、必ず「ウォータースペース」を作ってください

器の内部をフォームで埋め尽くしてしまうと

水をためることができません

器に水の挿し口、水をためるスペースを作るようにしましょう。

フラワーギフトであれば

花の知識がないお客様がお水をたしてくださる際に

水の差し口が分かりやすく、

水を与えるときに困ることがないように

お客様の立場に立って想像しましょう


フォームを器の口の高さにセットするか

器の口から何センチか高くするか

逆に器の口よりも低くするかは

用途により異なりますから

制作する人に確認をしましょう


器の口よりも高くセットした場合

「面取り」をすることで

挿す面を広くとることができます

その場合は

器から真横に向けて花をさすことができます

フォームを器の口ギリギリにセットする

(すりきりにセットするといわれることが多いです)と

フォームを隠す手間が少なくて済みます

1本のフォームの縦にセットするか

横に寝かせて使うか

あるいは必要な高さにカットすることによって

フォームの高さを変えることができます。

セットしたフォームに高さがあると

長さがある花、

重さがある花を挿すときに安定します

3.フォームをテープで固定


フォームが器にぎゅっと詰まっていることを前提に

さらに、しっかりと固定するために

また、運搬に耐えるようにするために

防水テープで固定します

小さなアレンジメントには

その必要がありませんが

例えばスタンド花のように

長く花を使う場合に

植物が運搬の振動で動き、フォームが壊れないよう

補強することができます

テープを張る器の表面が乾いていないと

はがれやすいので注意します


フォームの上に「井」の字にテープを渡し、

花器に張り付けた部分も上からテープを張ります

フォームの上を渡す部分は

テープの幅が狭くなるようにすると

幾分挿しやすくなります

4.フォームをセットした後

翌日以降に花を挿す場合は

スポンジの表面が乾かないよう

切花栄養剤を含んだ水をたします

iconicではこの段階でラップをし

冷蔵庫に保管します

5.その他

フォームは水を含ませた後

完全に乾いてしまったものを再利用することはできません

フォームを廃棄するときは

ぎゅっと絞り、可燃ごみ(iconicでは)に捨てます

フォームに花を挿して空いた穴に

もう一度花を挿してはいけません

切口との隙間に空気が入ってしまうと吸水できないからです


フォームを水につけると

水が薄く茶色くなる場合があります

フォームをカットすると

水が染み出てくるので

トレーの上や流しの脇など

濡れてもよい状態で作業しましょう



6.私が思うこと

簡単なことのようですが

2-3年花屋で働いてきた方でも

フォームの扱い方の一部を間違えている方が多いです

一日の終わりに

使わなかった吸水性スポンジがたくさん残ったり

何分の一かになってしまったものや端切れが

どっさり残っていて

もう少しうまく使えなかったものかと

思ってしまいます

作業時間も、材料費も無駄が多い

一方で

ベテランのフローリストは

素早く的確にフォームをセットし

フォーム端切れもあまり残らないので

流石だなあと感心します


そういう方は

日々スマートに作業することを考えているので

花を生ける所作も美しいものです

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アイコニックボックス株式会社

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