iconicflowerはアトリエなので
一日中来客はありません
お客様とのやりとりも
メールが中心なので
あまり電話もならず
BGMがなっていますが
基本的にはとても静かです
仕事に集中できる環境は
中々気に入っています
先日購入したホワイトボードの前に
キャスター付きの作業台を動かすと
Lesson風の雰囲気になりました
準備よし
1,仕事としての社員研修
参加者には
前回Blogのような
社員研修を始める理由を
お伝えしましたが
もう一つの理由は
何人ものスタッフに
同じような話を
何回もすることが
面倒くさいのです
誰に何を話したのか忘れてしまうし
順を追って話さないと
結果に繋がらない事だってあります
仕事の合間に
長々と説明する時間は
取れない事が多いし
質問をしたい人も遠慮してしまう…
あれこれと考えた結果
全員集めて一気に話し
質問を受け付けるのは
とても効率的です!
閑散期限定ですが
勤務時間中に行う研修ですから
仕事として
しっかり学んで頂きます
2.ラウンドアレンジメントを作ろう!
見本の通りに
同じ花材で同じデザインを
制作するということは
参加者それぞれの
技術をチェックする
いい機会になります
前回Blogの
クラシックスタイルの概論のあとに
早速、ラウンドアレンジメントの
制作をしました
前職でお花を教えていた時に
学んだことなのですが
あれもこれも一気に教えても
教わる側には
キャパシティがあります
というわけで
今回は「ラウンドの形を作る」
ということを一番のポイントとして
花の配置や
生けるスピードには
こだわらないことにしました
2,ラウンドアレンジメントとは
基本的なラウンドアレンジメントとは、
半円球のアレンジメントのことです
地球儀の赤道から上の
北半球部分を花器の上に作り上げます
器にフローラルフォームを
器の口から2cmほど高くセットし
面取りします
考え方は算数で習ったことと同じです
半円球という形は
中心の点から、
外側の輪郭部分までの「半径」が
すべて同じであるということです
横から見たら半円で
上から見たら円形になるように
お花を配置します
平面ではなく
立体を作り上げることが
フラワーアレンジメントの
面白い部分であり
難しい部分です
アレンジメントをくるくると回しながら
どこからみても
同じ半円球になるように
制作することが
慣れないと難しいのです
花の仕事で痛感するのは
簡単そうなことほど
むずかしいという事です
ラウンドアレンジメントも
同じです
四方から(どこから)見ても
同じ雰囲気のラウンドシェイプに
作ること
頭で分かっていても
どこかがへこんでいたり
どこかの花が欠けていたり
楕円形になっていたりします
3,講評とまとめ
参加者全員、
様々なラウンドアレンジメントが
できましたが、
より完璧な形を構成するための
ポイントを指摘します
手直しして
良くなったかどうかを観察する
他の人のアレンジメントを観察する
理解できていない点があれば
あれこれと
例をあげて図を描き
納得がいくまで説明をします
4,トレーニング
ラウンドという
基本的な形であるにもかかわらず
思いのほか
できていない部分が見つかり、
参加者全員のやる気に
「火」が付きました
社員研修は
トレーニングの
きっかけにすぎません
できない課題は
できるまで
できたとしても
次は目をつぶっても作れるくらい
繰り返し作るトレーニングを
するように宿題をしました
何回でもチェックをするし
花材提供もします
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