1月中旬までは、正月装花の撤去や
前年のクリスマスの片付けなどで忙しいのですが
1月中旬から下旬にかけては
一年で一番の閑散期になります
掃除ばかりしていた
創業期の気持ちを忘れないよう
毎年行う
「模様替えと床磨き」や
スタッフ一人一人との面談もおわり
パソコンも新調して、システムも一新!
一年の始まりです
新しい年の始まりに
早速「勉強会」を企画し
スミザーズオアシスジャパン株式会社の
佐久間様に講義をして頂きました!
スミザーズオアシスジャパン株式会社・佐久間様に講義をして頂きました!
フラワーデザインをする際
花を思う方向に固定するために使う
吸水性のスポンジ「オアシス」を始め
鮮度保持のための製品について
このような質問がありました
1. オアシスの素材は何ですか?
→フェノール樹脂・もともとは緑色ではなく銅色に似た色の素材だが、それを緑色に着色しているため製品により若干色が異なる。
2. オアシスに挿した際、茶色の水が出てきたのですが、これは何でしょうか?
→さまざまな成分。
3. オアシスの裏技があれば教えてください!
→海外では保冷剤や防音材などにも使用されているそう。その他、楽しいエピソードを聞かせて頂きました♪
4. オアシスを破棄する際の画期的な方法があれば教えてください
→オアシス絞り機以外には、洗濯機・車で踏みつぶすなど、花屋さんによってさまざま
5. オアシスを吸水させる際、栄養剤を溶かした水で給水させると花持ちに違いは出ますか?
→オアシスそのものがバクテリアの発生を抑制するために弱酸性に保たれており、最小限の栄養も含まれている。それに加えて栄養剤を溶かした水にオアシスを浸して使うのも良い方法
6. ウォータースペースに水を注ぎ給水させるのと、オアシスの表面に水を注ぐのと、どちらが良いですか?
→オアシスの表面に水をかけると、オアシスを伝って水が器の外に溢れてしまうことがあるので、前者の方がお勧め。
7. 投げ入れと、オアシス挿しの花もちの差はどの程度ありますか?
→例えば夏場に投げ入れで花を生けると水が腐りやすいため、オアシスに花を生けた方が良い場合があるように、状況による。
8. 生分解促進フォームが土に戻る大体の期間はどれくらいですか?
→2年で90%分解!!
など
ちょっとした疑問??に
たくさんのエピソードを交えながら
丁寧に解説をして頂きました
吸水性スポンジには様々な
ブランドがありますが、
水を吸い上げやすくする「吸水材」などの成分や
きめ細やかなセル構造など
植物の花もちや使い勝手が、より良くなるよう
研究され続けているという事を知りました
研修後の取り組み
・オアシスの1ブロックのサイズ(8*11*23cm)
・吸水前の重さは45g/吸水後の重さは約2kg
恥ずかしながら、このような基本的なことも
スタッフ全員が覚えるのには
いい機会となりました
チームで分担して仕事をするため、
鮮度保持用のスプレーや、
道具を清潔に保つための薬剤など
それぞれの製品を使用するタイミングについて
話し合い、ルールを共有しました
また、切花栄養剤の分量を
目分量ではなく
きちんと計量し正しく使うために
メモリ付容器を購入しました
フラワーデザインに関連する商品について
専門家にお話を伺い
スタッフ全員で使用法を再確認し
正しい情報をシェアすることができました
切花の扱い方法は
年々変化し続けています。
先輩フローリストや花の先生から
「こうするものだ」と教わった花の知識は
私たちにとって大切な財産ですが
実験をした結果
正しくない情報である場合もあります
これは仕方がないことです
花に関係する
新しい製品が開発されている昨今では
情報をアップロードする頻度を
ますます高めていかなくてはいけないなと思いました。
このような機会を頂き
スタッフ一同
心より感謝申し上げます
iconicflower
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